■レーシック情報:あの松坂選手もレーシックを受けました


■レーシック情報:あの松坂選手もレーシックを受けましたブログ:20160714


「背中を洗ってくれないか」
と、お父さんに言われた。
このお父さんというのは、実は奥さんのお父さんである。

俺は一瞬戸惑ったが、
「え?!あっ!はいっ」
と言いながらタオルを構え、お父さんの背中にあてがった。

初めてお父さんの背中というものに触れた。
なんか丸っこくて大きくて、何だかゴツゴツしている。

上手に洗ってあげようと思えば思うほどうまくいかない。
タオルがねじれてしまう…

今度はお父さんが俺の背中を洗ってくれるらしい。
俺は静かにお父さんに背を向ける。

お父さんは、なんていうか、力加減を知らない。
すごく力強くて、体についている必要なものまで
洗い流されてしまいそうな感じ。

思わず俺は、身をよじってしまった。
「すまん」お父さんは申し訳なさそうに、
「息子の背中を洗うのは難しいな」と言った…

俺は物心のついたころから、
女手ひとつで育てられてきた。

我が家にお父さんがいないことを悲しがらなかったのは、
母の育てかたが上手だったからだと思う。
溢れんばかりの愛を注いでくれたので、
俺はとても幸せだった。

とは言え
お父さんのことを思わなかった訳ではない。

ただ、そのとき俺がイメージするものは
どれも好感の持てないものばかりだった。

無口!ガンコ!厳しい!
正直、「お父さんは怖い」という印象しかなかった。

そんな俺に父ができたのは、
俺が結婚をしたからだ。

奥さんのお父さんは、俺にとって不思議な存在だった。
格好なんてつけない。不器用だけどまっすぐ。褒められると照れ隠しする。
大きなお世話なことばかりする…

俺は、お父さんというものに対する印象が
まるっきり変わった。


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